【短歌】ひさびさのきみの便りをポケットに
アガパンサスの咲く道をゆく
届いたのは「愛の便り」に違いありません。
アガパンサスの
咲く道をゆく足どりはスキップするように軽やかです。根元
からすっきりたくましくのびる葉もまた見事です。
【季語】草笛 草矢
【俳句】 草笛のきこゆるごとき手紙かな 加藤三七子
草笛を子に吹く息の短かさよ 馬場移公子
白雲に草矢放ちて恋育つ 滝川 閨花
【三行詩】至上の愛
アガペー エロスの対極
アガペー アガペーの花
アガパンサス 【万葉歌】山高み白木綿花に落ちたぎつ夏身の川門見れど飽かぬかも