2022-10-01から1日間の記事一覧

宗鑑の発句には本歌あり

貸し夜着の袖をや霜に橋姫御 宗鑑 俳祖山崎宗鑑は一夜庵(観音寺市興昌寺境内)が終焉の地 庵の前に宗鑑の直筆短冊(興昌寺蔵)の俳句を刻んだ句碑がある。 かし夜ぎの袖をや霜にはし姫御 宗鑑 この句の本歌は『新古今和歌集』の「橋上ノ霜といふことをよみ侍り…

七宝山を遠景に置けば絵になる風景

333㍍の頂上には稲積神社本宮「天空の鳥居」と称せられ観光ブームになっている。 二級河川財田川、染川橋の架かるこの辺では、川の名前も「染川」昔はこの川の水で布を染めていたらしい。遠景には空海の名付けたと伝えられる観音寺、山号七宝山。

母子バドミントン

休日とはいえ、人少なき公園の松原で母子バド、静かな心安らぐひと時 ⒑/1

芭蕉「旅~」の8句

芭蕉の発句は985句。「旅~」から始まる句は次の8句である。それに付句を添えてみた拙作をここに掲げる。 (楽しむ芭蕉全発句シリーズ1『芭蕉との対話』2018年) 旅人と我が名呼ばれむ初しぐれ 我が剣持屋敷の芭蕉句碑 父子で御影石に彫り込んだ手製のもの 堂…

朝日 朝顔 朝鳥 朝風 朝光

いつもよりこころひかれるものありて けさのしあわせこのささやかさ

10月1日誕生日の花と花言葉歌句

10月1日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)野の風に身を任せ生き松虫草 雅舟 【花】マツムシソウ(マツムシソウ科) 【花言葉】風情 健気【短歌】むらさきのマツムシソウは高原の靄に滲んで朝を待ちいる 秋の高原に美しくかれ…