#練習用

ひげ 10首

ひげ 10首 ぎざぎざの口ひげ「髭」と書きましてこれが普通のひげなる漢字 柔らかいほおのひげをば「髯」と書き関羽美しき髯鬚ありとか やわらかいあごひげ「鬚」と書き「血気皆少なければ則ち鬚なし」 あご覆う長いひげ「鬍」山羊のようなるあごひげを言ふ …

平成浅墓 10首

平成浅墓 10首 開発といふ名を借りた自然破壊 文明といふ迷妄時代 農薬を精一杯に撒き散らし見てくれよくせねば売れない作物 木を伐ってさっぱりさせる愚かさよ 神も仏も住まぬ社寺に化し 雑草を刈り除きたるそのついで 絶滅危惧種も引き抜く愚かさ 軽薄短…

誇り高き文学 10首

誇り高き文学 10首 見てくれの美術品ではありませぬ 心に響く言葉のリズム 美しい音声のみでありませぬ 心を言葉に託して深し 妄信を強いる宗教でありませぬ 偏執のなき開かれた歌 雲つかむ哲学などではありませぬ 耳目に触れるすべてを愛しむ 口先の単なる…

旧友と島で再会

はるばると故里の親友松尾君来島再会嬉しかりけり 写生した我が絵をみやげにあげたれば宝のように持ち帰りけり この頃は青年教師でありました島の風景毎日描いて 昭和37年2月24日 小豆島土庄港 二十四の瞳の前で 無念にも先に旅立ちしまひけり 莫逆の友 芭蕉…

次の新元号案10首

次の新元号案 10首 【・・】と書きやすい文字感じいい二文字になると思っています 【共立】が真っ先に浮かぶ新元号大学名ゆえ取り下げられる 【新生】が次に浮かびてあまりにも意欲的ゆえこれも下げらる 【主光】でもいいではないかと思えども声にしてみると…

花を求めてどこまでも

一夜泊りは下々の下の客 「宗鑑さま、一夜泊りは下々の下の客でございますか」「そうでしょう。そんな人で 奥の細道奥の細道おく 奥の細道 なしの言葉を門前に掲げられますかね」 「その通り。額面通り取る 一夜泊りは下々の下の客 「宗鑑さま、一夜泊りは下…

初時雨、芭蕉句

旅人と我名呼ばれん初しぐれ

讃歌・阿久悠10首

讃歌・阿久悠 10首 瀬戸内海野球少年君と我同じ年にぞ生まれて来たり 誕生日君と我とは日中戦争始まりし丑年昭和十二年なり 阪神フアン小説「球臣蔵」その他もろもろ名作を次々生みし タイガース熱狂フアンであることで君と我とは意気投合す 高校野球心に響…

執念深く生きる 10首

執念深く生きる 10首 散漫な心掛けでは何事も成就はできずと諭されしかな こせこせと生きるさもしさに与せずにのほほんと生きるが理想なりしを 一口に執念深いも良し悪しひねくれ根性と見られることあり こだわりのなき爽やかさ褒められて信念のなさ侮られも…

辞世10人10首

辞世10人10首 宗鑑はどちへと人の問ふならばちと用ありてあの世へと言へ 山崎宗鑑 露と落ち露と消えにしわが身かな浪速の事も夢のまた夢 豊臣秀吉 風さそふ花よりもなほ我はまた春の名残をいかにとかせん 浅野内匠頭長矩 こし方は一夜ばかりの心地して八十路…

時雨忌10首

時雨忌10首 芭蕉翁逝きし陰暦十月十二日その年により違うから困る うかうかと過ごして今日は時雨忌の翌日といふこと知る不束さ 俳人の仲間があれば時雨忌の句会などあり季過ごすらん 旅人と我が名呼ばれん初時雨笈の小文にある秀句なり 我が家には笈の小文の…

今日出逢ひし花々

皇帝ダリア サザンカ ランタナ パンジー

境内紅葉

逸早く境内紅葉色付ける

自転車礼賛10首

自転車礼賛10首 車にはなぜ乗らぬかと幾度も尋ねられたり何十年も 自転車といふありがたいものありてこれで十分生きてこられた 小回りが利いてよかった自転車をこれから後も愛輪と呼ぶ 渋滞で車身動きできない時ありても自転車なればす~いすい行く 風切って…

宗鑑の一夜庵

芭蕉葉4句

今、蛙・蜘蛛

白蛙はじめからその色なるや ひっかけるひっかかるどちらがわるいのか

本ブログの再開

最新の三つ目のブログ「四国文藝秘誌」の容量が現段階でいっぱいになったため、一つ前の二つ目の本ブログを再開します。現段階での最新の容量は移行当時の五倍になっており、五分の四の空き、余裕ができているため、四つ目の新規立ち上げではなく一歩前に、…

新規ブログへの移行のお知らせ

画像容量制限の問題にて、新規ブログに移行します。 これからも変わらず宜しくお願いします。 http://blogs.yahoo.co.jp/kenmochibunko3

南瓜の花によせて

南瓜の疎か生えにも花の咲き小さき実のなるを立ち止まり見る 雅舟

大鷲の巣立ち

時来れば親を離れて独り生く鳥の定めよ人もかくあれ 雅舟

高齢者疑似体験

本日、高齢者・障害者疑似体験学習 車いす・アイマスク・老人用装具を身に着けるなど、各班に別れて実施。 地区の小学校5年生で、老人・障害者疑似体験学習を補佐しました。

のべ訪問者数九千人

本日、本ブログののべ訪問者数が九千人を突破しました。 ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。

皇帝ダリアとお月さま

昼間は 皇帝ダリアを仰ぎ 夜は その空に 澄み切った 神無月を仰ぐ

晩秋の河原をゆけば

ふるさとの柞田川に沿って歩めば、秋草の花はまだ咲き残りて、心を慰めてくれる。 知れる草花、知らざる草花、名もなき草花はない。

森昌子「ふるさとコンサート」(11/10)聴衆4000人

本日、高松市サンメッセにて、「四国地区お待ち受け法要・記念行事」(本願寺派)の後 「ふるさとコンサート・森昌子」が行われた。四国地区門徒の参加人員は4000人を超えていた。 前半は有名な童謡「春・夏・秋・冬」「四季の歌」…シニアには懐かしい歌ばか…

ふるさと秋野の川

文化の日いつの間にやら野に出でて 川伝ひ海に迎ふや秋天下 故里はこの川と海に極まれり 秋草の名もしらざれどいとほしむ 故里の秋特急の風と過ぐ 鳥は皆人を遠避け秋酣

国際宇宙船夜空に

昨夜のこと 国際宇宙船が、10月27日午後6時から2分間、 南西から北東に夜空を通過するのを見届けた。

芭蕉のたどった松島の雄島・瑞巌寺

松島の絶景雄島、名刹瑞巌寺を訪ねて 芭蕉の足跡を訪ねる旅でしたが、さまざまな景物を探勝しました。