【泣き】10首歌

気丈にも応対をせし母上の【咽び泣き】かの日思ほゆ

会場の隅でかすかに【啜り泣き】手の震えいる同窓の母

優勝者以外は【悔し泣き】をする試合の大方悲痛さ潜む

有り難い言葉に【感泣】する純な姿に【もらい泣き】することあり

【歔欷】【嗚咽】読み難き文字「すすり泣き」とか「しのび泣き」の意

【泣き寝入り】にはしないこと人間の基本的人権である

訃報に接し一同【涕泣】しているとたった一語の深甚さあり

役者めく姑送る【号泣】のなぜか忘れぬ遠き思い出

浮ばれない死人の泣き声【鬼哭】とか幽明境を異にしたれば

【慟哭】はこの世に多くあるにしても子に先立たれし親には如かじ

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