2022-10-02から1日間の記事一覧

黛まどか恋句

☆逢へぬ日を重ねて古都の月あかし ☆紅葉明りに見せ合ひて恋みくじ ☆ひぐらしに止めて帰るといふ人を ☆会ひたくて逢いたくてふむ薄氷 ☆虫の夜の寄り添ふものに手暗がり

後継者家系(10首歌)

伝統を守り通した工芸を自分の代で滅ぼすまじく 農家には後継者不足遊ばせる田に草生い茂るあそこもここも 病棟を建て増ししたるに医師を継ぐはずの男の子は姿隠しぬ 夫婦して精米所営みその家も閉じて半世紀開かずの仕事場 木が茂る森のごとくに樹が繁る跡…

朝まだき

朝まだき 秋の気配の一段と 天にも地にも 草にも木にも

10月2日誕生日の花と花言葉歌句

10月2日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 初恋の香には濃過ぎか金木犀 雅舟 【花】キンモクセイ 【花言葉】謙遜 初恋【短歌】父に似る人のうしろを従いてゆくキンモクセイのにおう角まで 鳥海昭子 亡き父に似た面影の人を見…