若い時身に付いた道楽直らない【雀百まで踊りを忘れず】
寄り集まり米があるかと思ったに当てが外れて【雀の糠喜び】
弱小者のおののく喩えとして【雀の鷹の巣に近づけるが如し】
【雀の抱卵は四個】と決まっているという説明は誰もできない
【春生まれる子一番子】【夏二番子は七月】とか
【雀の子は春】と言うよりむしろ夏が多いらしい
急遽かけつけた【雀の頬の黒点は親孝行のしるし】とか
【人懐っこい雀】の割には人一倍警戒心はしみこんでいる
【燕雀焉んぞ鴻鵠の志を知らんや】と蔑まれるのは不甲斐ない
藤原実方は流されたが内裏に霊が帰って【入内雀】