「夜のララバイ」五木寛之作詞

優しいと  いう字を

人を憂うと 読んでみる

いつも そのこと 思うたび

つらい 気持ちに なってくる

優しい だけでは 生きられず

つよく なるだけ こころが さむい

だから せめて こんな夜は

ひとりで うたう 子守歌

 

偲ぶ という字を

人を思うと 書いてみる

だけど 昔の思い出に

すがる気持ちは ないんだよ

この世に 生きると いうことは

胸をはるだけ 背中がさむい

だから せめて こんな夜は

自分のために

ひとりで うたう 子守歌

 

ララバイ ララバイ

ララバイ ララバイ〃〃〃〃〃

hum(ハミング)⋯ラララ ララーラバイ