見過ごしてしまいそうなるもの

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる  藤原敏行(古今和歌集)

よくよくに見ねば分からぬ命かな  雅人

あえかなるあなたをしとめるすべもなし  雅人

イトトンボ かくかすかなる命かな  雅舟