2025-02-10 九十九山あはれ 有明富士と呼ばれし昔の面影は見るに堪えないまま幾歳月 2000㍍続く有明海岸の端に位す九十九山影 花崗土を必要として崩したるこの山容を返す術なし 今ならば絶対手を付けられないはず戦後開発見過ごされたり 今更は元に戻れぬ九十九山返す返すも残念の一語 室本の城主の山城天辺に遺るも基礎が少しあるのみ 窪みたる所に草木生えぬれば元からこんな山容と見るか 有明浜観光客が来るときこの説明は黙して語らず 辛くてもこの恥じらいを語らねばならぬか地元悲しき定め 三豊には高瀬爺神山も同じ運命同病相憐れむ