森のふくろう歌仙(16)「寒空に」の巻 令和7年2月21日満尾
1 寒空にあでやかに咲く冬牡丹 光瀧
2 鬼やらう声天まで響け 高雅
3 九十九山高室名物鴛鴦番 雅澄
4 春場所の龍気魄一閃 雅博
6 波に洗われ砂浜歩く 博
7 我と人どちらが大事か迫られる 澄
8 道路陥没日本沈没 博
9 底力念力出して未来飛翔 澄
10ガザをリビエバビロン捕囚 博
11どこからか春の兆しのメヌエット 澄
12 吹雪の合間陽の射す浄土 博
13 冬さなか立番寒さ身にしみる 瀧
14 地蔵の見守る笠牡丹花 博
15 おろか生えナンキン一つ光りおり 博
16 じゃが芋を植え一年が始まる 高
17 アポロンが讃岐見下ろし天駆ける 博
18 ツァラストアはかく語りきと 澄
19触媒で思いがけない化学変化 博
20 メンデル酸化メンデルスゾーン 澄
21 札幌は雪像壊し春が来る 博
22 夏は日向を冬は日陰を 澄
23ジョウビタキ腰に紋付け秋の客 博
24 鳥宿す木を伐る冷和人 澄
25寒暖を繰り返しつつ春が来る 博
26 朝昼晩に我が野良は来る 博
27能登の空トキ放鳥夢がある 瀧
28 時めきし人一夜庵客 澄
29 ひょっこりと幻の骨旧石器 博
30 すたこらと行く室本花道 澄
31 若き日の話に花咲く写真展 高
32 いつの間にやら後期高齢 博
33紫雲英座に父上母上にんまりと 澄
34 草にまみれて相撲した日々 博
35 超後期高齢者ではまだヒヨコ 澄
36 博