2021-09-04から1日間の記事一覧

【望】の用例 (10首歌)

心中で実現願い望むこと【願望】ありて人生きてゆく その人の元からの【本望(ほんもう)】偽りのない真の望み かねてよりの宿願宿志【宿望】がかなって今日は終日浮かれ 田舎より【野望】に燃えて上京す【希望】というより果てなき望み 分を越えた【非望】は…

花よりも実。

夕暮れの川端を独り散策している時、実にたわいもないことを思うのです。 花も実もある人生と言われながらも、正業(なりわい)苦しい時はやっぱり【実】に手がゆきます。

友情篤き詩人森川義信

義信より一足先に戦死せし友悼む詩は『詩集』に遺せし 幼友達安藤孝雄の墓碑を出征前に詣でし遺詩あり 『森川義信詩』』より 上等兵安藤孝雄を憶ふ友よ お前は二十歳ひととき朔北の風よりも疾くお前の額を貫ぬいて行つたものについてはもう考へまいわたしは…

飛ぶツバメを撮るのは至難

鶏舎の周囲にはツバメの大群旋回し何かの虫を捕って喰うらし

【兄弟】の諺(10首歌)

親権を譲られる時つくづくと【兄弟は他人の始まり】実感 兄弟は現世だけのつながりで因縁浅く【兄弟は一世】 現世のみならず【兄弟は後生までの契り】来世までも続くもの 親の血を分けて生まれた二親等【兄弟は両の手】左右で一対 子供の【兄弟喧嘩は鴨の味…