宗鑑の筆跡

 
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  山崎宗鑑の筆になる菅原道真の詩の一節が残されている。
 
史跡としての“大宰府政庁跡”の別称が“都府楼跡”。その由来は菅公が“大宰府政庁”のことを以下のように詠ったからである。

 都府楼看纔瓦色 観音寺只聴鐘声
 (都府楼はわずか瓦の色を看(み) 観音寺はただ鐘の声を聴く)


 「大宰府政庁は瓦の色を見るだけ(登庁していない)、観音寺はただ鐘の声を聞くだけ(行くこともない)」という失意の日々の様子が伝わってくる一節である。