詠山さん、本日誕生日、おめでとうございます。
実際は4日のようで、当日また正式のお祝いをする予定です。
春は萌え夏は緑に紅のしみみに見ゆる秋の山かも(巻10ー2077)
万葉集には、詠山(山を詠む)と題する歌が、8首載せられています。
鳴神の音のみ聞きし巻向の 桧原の山を今日見つるかも(1092)
三諸のその山並に子らが手を巻向山は 続のよろしも(1093)
吾が衣色に 染めなむ 味酒三室の山は 黄葉しにけり(1094)
三諸つく
三輪山見れば 隠国の泊瀬の桧原思ほゆるかも(1095)
古のことは知らぬを 吾見ても久しくなりぬ 天の香具山(1096)
我が背子をいで巨勢山と人は言へど君も来まさず山の名にあらし(1097)
紀道にこそ妹山ありといへ玉くしげ
二上山も妹こそありけれ(1098)