2011-03-23から1日間の記事一覧
「燈明」抄 島比呂志 楠の老木の下の 荒神さんには フクロウが啼いていて 怖かった ロウソクとマッチを握りしめて 薄暮の道を必死に走ったものだった おじいさんは いま あの荒神さんの楠の下蔭の闇がかもした 途方もなく深い神秘について考えている 闇には…
島比呂志の詩「燈明」についての考察 【構成】 4連34行からなる現代詩。制作日は平成10年(1998年)1月4日。初出は『火山地帯』114号(1998年4月1日)。後に『凝視 島比呂志詩集』(2003年7月1日)に所収されている。 数少ない故里を題材にした詩の一つである。 …
3月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 節制という忸怩たる愛語あり 雅舟 3月23日 【花】 ミツバツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 節制 【短歌】約束はときに切なくあるものよミツバツツジは三つの葉あり 鳥海昭子 枝先…
二百十三 ・・初秋西讃興昌禅寺内山裾宗鑑法師の遺跡一夜庵に杖を曳て 秋の灯をさゝれてかりの一夜かな 羅風
二百十二 ・月の松風明宿・・ 一夜庵とは仮りの寝処 正八位月・
二百十一 銭形の祭終りし秋海棠 一言子