2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

短冊72

72 咲やこの梅谷の跡一夜庵 宗旦

短冊71

71 花春宵夕ハ秋の一夜庵 成林

短冊70

70 花そ是非下客といふと一夜庵 寛正

香川県西部(西讃)文学碑100基

西讃 50/ 100基 【観音寺市】 ■伊藤正義 大平正芳墓碑銘 観音寺市豊浜町墓地公園 昭和 年 月 君は永遠の今に生き現職総理として死す 理想を求めて倦まず斃れて後已まざりき ■石川翠山 歌碑 観音寺市豊浜町墓地公園 昭和四三年 ふみ分よ煙草と人の良あしは …

8月31日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

8月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)快活に日本列島鳳仙花 雅舟 8月31日 【花】ホウセンカ(ツリフネソウ科) 【花言葉】 快活 【短歌】さわやかに種をはじけりホウセンカホウセンカ赤し晩夏夕暮れ 鳥海昭子 夕陽を…

短冊69

69 俳諧師彰見し路や有明浜 弘成

短冊68

68 是非こよひ雪に暮ては一夜庵 寛貞

短冊67

67 ・捨む月にて雪の一夜庵 半俳

8月30日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

8月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 妖艶という物騒な剃刀花 雅舟 8月30日 【花】 キツネノカミソリ(ヒガンバナ科) 【花言葉】 妖艶 【短歌】怖れては遠目にみたる花なりきキツネノカミソリ群れる初秋 鳥海昭子 …

小野篁村の辞世

小野高介頌徳碑右面に 昭和三十六年二月十四日 偉人小野高介遂に病魔のため 永眠せらる 行年九十六才 嗚呼惜哉 辞世 散りてこそ惜しまれもすれ桜花 散りて惜しまる人とならまし 小野篁村 住友静夫書 「百人一首」の小野篁ではなく、三豊郡豊田村長小野高介の…

只今届いた絵手紙「ゴーヤ」によせて

苦みも大切だよ 甘さだ:じゃダメ T先生の言葉には 千金の重みがある 目に見えない病魔と闘っているから 平成23年晩夏 ゴーヤによせて 厚子先生より ところで、 子子子子子子子子子子子子 なんと読みますか?

minminさん葉鶏頭三句

咲きそめし鶏頭未だ朱の淡し 夕日受け燃えきはまれり鶏頭花 鶏頭花スーパー裏の静かなる

香川県内高校の校訓一覧

香川県内高校の校訓 小豆島…希望・気魄・礼節 土庄…覇気・誠心・工夫 三本松…友愛・誠実・剛健 津田…高志・敬愛・協働 三木…自主・自律・友愛 志度…敬愛・勤労・熱誠 高松…(文武両道) 高松西…自律・連帯・創造 高松北…(人に迷惑をかけない・人を侮辱しない・…

粟島の文学碑

島人に涅槃の鐘の鳴り渡る 美代 平成9年、三豊市詫間町粟島出身村中美代さんが喜寿祝に建立したものである。 島内には他の俳人の木製句碑もあちこちにあって情緒をかもしている。 また、注目すべきは須田港に建てられている万葉歌碑である。一本の木柱の三面…

平和観音像

観音寺市柞田町軍人墓地にあります。(220を超える遺族の祈り)

歌碑(久保田佐藤太顕彰碑)

禅宗東福寺派金剛寺境内に柞田村の教育者 久保田佐藤太を讃える顕彰碑(歌碑)がある。 観音寺市柞田町北岡 人つくり七十年の生涯を郷土に捧げし君を仰がむ

8月29日誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

8月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 水葵前途洋洋君の道 雅舟 8月29日 【花】 ミズアオイ(ミズアオイ科) 【花言葉】 前途洋洋 【短歌】 前方がひらける予感のミズアオイ青紫の花を掲げる 鳥海昭子 水田や水辺にた…

短冊66

66 上客迄翔つらねて立かへり 宗国

短冊65

65 身にまさる紙子の灘の世捨庵 黒田氏北塊

短冊64

64 ・ふけうき世のちりを・たてきてしねし一夜の庵のひかしを

世界遺産余録

『2007世界遺産年報』 2006年新登録の世界遺産は18件。本書では、そのうち2件が特集されている。 ジェノヴァは海運共和国時代の栄華の香り漂わす大邸宅の建築美で登録される。コロンブスの生誕地としても知られるイタリア北西部の港町。イタリア…

軍国主義に反対だった戦後宰相

『熱血「ワンマン」宰相 吉田茂』老川 芳明 時が経っても、歴史に残る昭和の宰相として、筆頭に挙げられるであろう「吉田茂」…ビジュアル偉人伝シリーズ第一回配本になっている。戦後日本を建て直した、あの時代を知らない者でも、語り草には、熱血「ワンマ…

朗読する楽しさ

『朗読日和』長谷 由子 まず、朗読の魅力が書かれている。文学作品の場合、黙読してしているときには気づかなかった臨場感を体感できる。登場人物の喜びや哀しみが我がことのように感じられる。また、朗読は想像力、イマジネーションの世界を大切にする。た…

有名人の書斎

『センセイの書斎』内澤 旬子 31人のプライベートの書斎がイラストと文章で紹介されていて興味がわく。 養老孟司…東西の解剖学の古典、標本と図鑑にあふれた書斎。 金田一春彦(故人)…琵琶のあるコトバのメロディーが聞こえてきそうな書斎。 荻野アンナ……

幸せを呼ぶ夢の言葉

『美人の日本語』山下景子 美しい言葉をメールマガジンにして発行することを思いつく。「センスを磨き、幸せを呼ぶー夢の言葉ー」1年分日録ふうに366語を選び解説を施している。 ○花筏…散る桜残る桜も散る桜(良寛) ○遣らずの雨…留客雨とも。天を見方に…

僕は小説を一番多く読んでいる

『小説の終焉』川西 政明 「僕は小説が好きだ。日本で小説を一番多く読んでいる一人だと思う」と自負(豪語)する文芸評論家だけある。日本近代小説の終末宣言をだれが一体できるだろうか。「私の終焉」「家の終焉」「性の終焉」「神の終焉」というように近…

神社と神話の話

『日本の神々と神道』三橋 健 巻頭見開きのカラー写真に三輪山を載せている。三輪山は神霊の鎮まる神名備山である。麓にはわが国最古の神社、大神神社が鎮座している。 本書の構成は、(1)神社参拝の作法と心得、 (2)神社の意味と神道の歩み、(3)ま…

家持の叔母

『坂上郎女 人と作品』中西進編 (大伴)坂上郎女は万葉女流歌人で最も多く84首の歌が載せられている。1位・大伴家、2位・柿本人麿に次いで3位である。その数にもかかわらず、知名度は低い。著者は万葉の歌は女歌から始まり、女歌に終わるという考えを…

水を飲みどんどん歩く

『病気にならない人は知っている』トルドー 本書は、〈徹底〉した「自然療法」の推奨と、〈徹底〉した科学文明批判(薬=毒)である。 「薬を飲めば飲むほどあなたは病気になる。なぜなら医薬品は毒だからだ」という極論に立つ。また、市販の食品に含まれる…

狸話の効用

『伊予の狸話』玉井 葵 伊予の国が狸伝説のメッカであることは広く知られている。その波及は私の住む讃岐にも通じている。ここに紹介されているのに似た伝説が伝えられているので、よけいに本書に興味が感じられた。どこからが作り話で、どこらあたりが本当…