讃岐方言(10首歌)

さいあがりの舞い上がり雲辺寺の赤幟〔きょろさえる軽薄な者〕

けっこい(きれいな)べべ来て高屋祭にいっきょんな いっておいでまえ(なさい)                                                  

おまんき(お前の家)といっけ(親戚)と言うても昔々のおもしんや(本家と分家)

お四国さん(お遍路参り)また一緒にいかんなな(いきましょう)ととっしょり(年寄り)は

以前にはオンゴロモチ(イタチ)にようやられた今ではほとんどコンクリの畔

お前さんおとっちゃま(恐がり者)じゃなそなな(そんな)ことでは役立たずになる

我が家はうちく・うちんき東西で香川県内にても少し違って

そばい(にわか雨・時雨)が来る早う洗濯物取り込まないといかんぞな

そなな(そんな)ことうっつちゃらかして(止めて)ほっといてこれしいな

あのの(高松方言)、あのご(西讃方言)は あのね という東京語なのね