さいあがりの舞い上がり雲辺寺の赤幟〔きょろさえる軽薄な者〕
けっこい(きれいな)べべ来て高屋祭にいっきょんな いっておいでまえ(なさい)
おまんき(お前の家)といっけ(親戚)と言うても昔々のおもしんや(本家と分家)
お四国さん(お遍路参り)また一緒にいかんなな(いきましょう)ととっしょり(年寄り)は
以前にはオンゴロモチ(イタチ)にようやられた今ではほとんどコンクリの畔
お前さんおとっちゃま(恐がり者)じゃなそなな(そんな)ことでは役立たずになる
我が家はうちく・うちんき東西で香川県内にても少し違って
そばい(にわか雨・時雨)が来る早う洗濯物取り込まないといかんぞな
そなな(そんな)ことうっつちゃらかして(止めて)ほっといてこれしいな
あのの(高松方言)、あのご(西讃方言)は あのね という東京語なのね