【夢】の20首歌

 

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  夢(む)~の用例

【夢想】したこと皆潰え目の前に蕭蕭として秋風が吹く

【夢枕】神仏現れ耳打ちす疑心暗鬼もほどほどにせよ

【夢占い】夢で終わらすはずのもの吉夢凶夢と判ずる勿れ

夢現】当否判断なしえない大方のこと成り行き任せ

【夢幻】とは人生そのもの万世に永続するものあると信ぜず

【残夢】茶の煙と詠んだ芭蕉句の初句が思い出せない苛立ち

【白日夢】虞美人ほどでなき女時に現れすぐ消えていく

【無我夢中】歩んだはずの我が道のくねくねとしてこれもよしとす

【同床異夢】これも世の常運命は運命として耐えねばならぬ

【夢中説夢】夢の中で夢を説く全く当てにならない現実

  夢(ゆめ)~の用例

【夢占】は【夢合わせ】とも言い見た夢の吉凶などを判断してもらう

【夢判断】無意識に願望していること無意識解明フロイト判断

【夢違え】してもらうのは迷信で呪いをして災いのがれる

【夢語り】夢に見たこと話してもどうにもならぬがはかない話

【夢心地】うっとりとした気持ちありそれより覚めて心地は惑う

うっすらと【夢路】をたどることありて我に返れば浮き世はけわし

そんなこと【夢にも】思わないことで後悔せぬよう今断っておく

あなたさま【夢枕】に立ち困りますせめて神仏なればいいのに

【夢見心地】明日の幸せ空想す世の中知らぬ乙女の時代

【夢幻】【夢か現か】この世に生き揺れ幅多きそれぞれの人