戦争の記録として今ある軍人墓碑を未来へ継承したい。なぜなら、戦後80 年にして墓じまいをして地域で保存慰霊してきたものを解体する動きがあり、これは歯止めをしておきたいと憂慮するからである。
戦後、英霊慰霊意識は希薄化され、戦争協力者無視化する動きが普通となり、心のこもらない慰霊祭は残存しながらも、戦争犠牲者を黙殺する風潮は次第に広がっている。しかるに、平成から令和にかけて日本の恒久平和どころか、戦争協力国の気配がして来ている現況を憂える。
もうすでに戦後80年に近く戦争歴史遺産の形骸化を反省し、真の平和希求の旗標としたいと願うので、私は同志と共にこの保存と真の恒久平和を祈念宣言したい。