1 寒空にあでやかに咲く冬牡丹 光瀧
2 鬼やらう声天まで響け 高雅
3 九十九山高室名物鴛鴦番 雅澄
4 春場所の龍気魄一閃 雅博
6 波に洗われ砂浜歩く 博
7 我と人どちらが大事か迫られる 澄
8 道路陥没日本沈没 博
9 底力念力出して未来飛翔 澄
10ガザをリビエバビロン捕囚 博
11どこからか春の兆しのメヌエット 澄
12 吹雪の合間陽の射す浄土 博
13 冬さなか立番寒さ身にしみる 瀧
14 地蔵の見守る笠牡丹花 博
15 おろか生えナンキン一つ光りおり 博
16 じゃが芋を植え一年が始まる 高
17 アポロンが讃岐見下ろし天駆ける 博
18 ツァラストアはかく語りきと 澄
19時々は離れて嬉し新幹線 博
20やはり土筆を線路に見つけ 澄
21朝もやに銀輪駆って早苗塚 博
22市の玄関の宮前掃除 澄
23「茗荷」とは「茗荷」あらず神仏 博
24若返りして橋姫通い 澄
25春の宵能の謡か猫の恋 博
26思いをはせる彼方の人に 瀧
27俳聖も俳祖も冥途で句を詠む 澄
28讃岐にありや筆の弘法 博
30一家で潮浴び幼き記憶 高
31一杯のかけ蕎麦分けた親子あり 博
31高屋まつりは桜咲く頃 澄
33声ばかり空の雲雀か反戦か 博